集中できることは生涯大切な力。
そう思って子どもを育ててきました。
好奇心のおもむくままに遊ぶ。
そして工夫する癖づけが大切なのではないかと思っていました。
今もその気持ちはかわりません。
ただパンダは12歳。
社会に出ていくのに大切なことに集中して取り組んでもらいたいなとも思う今日この頃です。
一方,気持ちの切り替わりが遅いことはそれはそれで問題があります。
5歳 6歳 7歳の頃のパンダは大変でした。
かたずけや,勉強をするようということをきっかけに眼が吊り上がり,そのあと大暴れをして家具をこわしていました。
集中してやっていたことを中断させたわけではないのですが。
一度イラつくと大暴れしてその後,おさえつけられて反応がなくなるまで興奮し続けることを繰り返していました。
集中を始めたら最後までさせ続けていた育て方に問題があったのかと思ったりしました。
気持ちの切り替えができない子供に育てたのかと思ったりしました。
cocoatoochaのこれからの課題はパンダが気持ちを切り替えができることを学ぶための種をパンダが歩く道にまいておくことです。
いい結果を生むものには集中。
悪い結果を生じる気持はそれに気づいて早い段階で気持ちを切り替えてほしい。
啓示的なことばは「文武不岐」です。
学問と武道をバランスよく修練して相乗効果によって高いレベルに達することを示すことが多いのですか,発展させて,気持ちを司る脳は行動を司る筋骨格感覚器を不可分であると読み取りたいと思います。
動物実験で認知や運動を司る大脳半球を除去すると興奮性が高まり,意識にはあがらない生体の感覚器官の統合と恒常性を維持する視床下部を除去すると興奮性は薄まることが認めらています。https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E6%83%85%E5%8B%95
意識上で覚知した情報よりも感覚情報が情動に影響を与えていることを示しています。
よい情動を生じるさせるのに適した感覚入力手段があるはずであることを示唆しています。
皮膚・筋肉・骨格には温覚・痛覚・圧覚・位置覚・振動覚などの感覚が入力されます。
これらを有効につかえば,悪い結果を生みそうな情動が生じたとき,脳内だけで解決するのではなく,体を動かしてて解決することができそうです。
悪い感情が生じたとき体を動かして悪い感情を解消させる癖をつけること。
イラつき→小パニック→大パニック→虚脱のパニック発作となる一連の悪循環解消の手立てになりそうです。
これを繰り返してイラつきの対する脳の適応回路を強固にすることを期待したいのです。
パンダ
イライラしたら,イライラしているなと気づくといいよ。
イライラの気分はいい結果をもたらさない。
気持ちを切り替えようね。
リラックスした時の体の動きやダンスのときのような楽しいときの体の動きを思い出して,なにか一つやってみてごらん。