ノミ・ナイフは研がなければつかえません。
ノミは片刃。ナイフは両刃。ノミは大工道具。ナイフは手の延長。手入れの違いを考えることは楽しいこと。
ノミは鎬面を研ぎあげています。白っぽくなっているところがなくなり磨き上げられた状態にします。大体ハマグリのようになって研ぎ上がるのですがご愛敬。使っては研ぎ,研いではつかいます。表面の切り刃を研いで,鎬面の光加減と裏に回り込んだところの刃がえりを確認します。こんなものとおもったところで,裏を水平にする気持ち>刃がえりをとる気持ちで裏を研ぎます。
ナイフは手の延長。切れないと危ないです。切るもので研ぎ加減がかわります。cocoatoochaは布,段ボール,細い木,細いロープ,包装を切るときにつかいます。表20度 裏20度 をイメージしてます。
SEWAWOYAKU(こちらでは生業以外におこなう,いわゆる,雑事をSEWAWOYAKUといいます。例えば自宅庭木の剪定・ゴミの分別整理・日曜大工・家庭菜園)にはこの程度で十分。
cocoatoochaは3マイクロミリメートルの厚さに物を切り出すことにかかわったこともありました。精密・正確に切りだすことに敬意をもっています。また,固いものをしっかり切ることに爽快感を感じます。刃の能力をひきだす「研ぎ」はたのしいです。
BUCKを水砥石で研ぎました。しあげは#8000。固いので時間がかかるのですが所詮てすさびです。金属粉がでているのでとげてます。こんな出来上がり。段ボールやビニールひもには切れすぎです。