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里の家を掃除した 

As I cleaned my second house, memories from the past came flooding back.
While tidying up my second home, I found myself reminiscing about the old days.

長女は春の風に乗って北の大学へ
長男もまた、時の檻中で新しい制服を抱えて街を旅立った
残されたのは、仕事のために借りたこの家
かつての暮らしの名残が、静かに息をしている
あの頃——
長女はまだ小学一年生
長男は幼稚園にも届かず
次男は、まだ言葉も持たぬ頃
6年という時間が、笑いと涙で満ちていた
個性の強い子どもたちを
「里」に置いておくには狭すぎた
だから私は「街」へと舵を切った
仕事場は変わらず、
この家は別荘のようであり、
天候や心の具合によっては、
静かなシェルターになった
これが——
machi(街)gurasi / sato(里)gurasi
ふたつの暮らしのあいだに咲いた、私の物語
子どもが小さい頃は、
育て方ひとつでどんな未来にもなれると信じて
たくさんのことを試した
作品ひとつひとつが光っている
あの小さな手が生み出したものたちが
今も片隅で、静かに輝いている
掃除をしながら、ひとつひとつ手に取り
あの頃の声や匂いが、胸に戻ってきた
そして思う
あの時の子どもたちが
今の子どもたちになっていったのだと
——なんて、不思議で、愛おしいことだろう
みなさんは、
子どもや家族の思い出を
どうやって整理していますか?
よかったら、教えてください

学習障害者,次男🐼はいつから他の子とちがっていたか
53歳中古住宅を買う
子供のために移住したこと 学習障害児 Highly sensitive child
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「奇跡の脳」61歳 読後感想 精神活動・学習・幸福感について考えさせてもらいました

奇跡の脳 ジル・ボルト・テイラー 竹内薫訳 新潮文庫 東京都 2024 

左側頭葉上側頭回で出血による脳破壊が生じた際の症状と手術によって救済された領域の機能回復体験を記述したものです

有益なリハビリテーションの手段や看護も記述されています

帰納法的といえるものの,左脳と右脳の役割分担を興味深く記述されていました

1例のみでは左脳が右脳を抑制してることを証明していないとはおもいましたが興味深い出来事です

外界との境界を越えた多幸感が脳細胞破壊時にあった事実は興味深く感じました

脳卒中後遺症により外見からは気の毒に見える状態であっても,本人はさほど苦しくない場合があることを示されていました

身体はトラウマを記録する 

脳卒中後遺症により外見からは気の毒に見える状態であっても,本人はさほど苦しくないのではないか想い,根拠のない安堵感を覚えました

抗体製剤をはじめとする創薬において,すべてが判明しない状況であっても,使用することで効果と副作用を調べ,効果が上回ると判断されたときに使用されています

効果がありそうなことをどんどん試すことは大賛成です

左脳機能による他者との境界付けによる悪い面を右脳機能を賦活化させることによって克服し「幸せ」な状態を意図的に作り出すことをご自身の体験から提唱されたことに感銘を受けました

また非損傷脳組織が損傷脳組織を代償することができる考えに勇気づけられました

身体はトラウマを記録する 

脳に損傷をおった方に対しては,初期は睡眠確保と刺激の制限をおこない,落ち着けば徐々に刺激を加えることの提唱がなされています

当事者からのこの提唱を重みをもって受け止めました

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お墓参りをして母親🐻と次男🐼の感情が少し通った件 61歳父cocoatoocha

cocoatoochaと母親🐻と次男🐼はcocoatoochaの両親が眠るお墓のお参りをしました

護寺費を払い,お墓のお掃除,合掌

🐻と出会う前,一人できたことが一度ならずあります

かつてこの場所に来た時の様々な場面を思い出しました

🐻と🐼も神妙な顔で掃除して合掌していました

そのあとはひさしぶりに3人で焼肉

墓まいりの後に焼き肉は・・・と眉をひそめられるのはなしとして・・・

普段になく🐼に対してやさしい母親🐻

感情にまかせて🐼を叱責することはありませんでした

🐼も口答えがなかったようです

お墓参りをしたことで,みんなが,先祖あっての自分であることや,出会いあっての自分であることを感じたよう思います

自分の気分に任せた言動が二人とも,いや,cocoatoochaをふくめた3人がいけないことと反省したのだと思います

葬式の形態は地域によって異なりますが故人をしのぶことは共通しているようです

故人や先祖をしのぶことは自分を反省し,よりよく生きることにつながるのだと思いました

お墓参りしてよかったです

お墓参りやお葬式にについて考えておられることがあればコメントをお願いいたします

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学習障害者の次男🐼:眼鏡あるいは車いすになる何かをさがしている

次男🐼は字が読めませんし計算ができません

現在🐼が普通学級で勉強するたみに必要な補助具はサーフェスとiphone14そして計算器と 

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro タブレット8.4インチ


最初,学習障害とHSCと情緒障害で支援を受けたときに渡されたのはipadでした

小学校2年生の時でした

「俺の校長3D」というアプリでipadの使いかたを覚えました

🐼は小学校5年生の時に,キーボードによるローマ字入力を覚えました

この頃から,cocoatoochaにはよくわからないやりかたでWordやExcelの使い方を覚えていきました

漢字はほとんどかけない状態は中学3年生の現在も続いていますが読むことは少しずつできているようですので,耳で聞いたことをキーボード入力して感で漢字変換しプリントアウト出力しています

cocoatoochaは🐼に

「ローマ字入力することをよく覚えられたな!

アルファベットがわからないのでどうやったの?」

と聞くのですが答えはいつも「俺,天才だから」

cocoatoochaや兄弟とは違うやり方で言語世界を組み立てているようです

61歳の父親が学習障害者🐼を考える

ローマ字入力はキーボード入力がかっこいいと思ったので母音 子音による入力の仕方をおぼえたそうです

不思議なことに少しずつ読める漢字は複雑なものになっていますし数字や文字の手書きも上達しています

ゆっくりだけど,投げ出さなければ,読み書きは計算能力は発達していくのだなあとうれしく感じます

ローマ字入力が数日でできるようになったことは🐼としてはとても自慢に思っているようですし,習得したことにより素早く文字入力できるのでとても便利だと言っています

IT機器は🐼にとって,弱視者の眼鏡や下半身麻痺者の車いすに相当しているようです

学習障害者の学習補助をしてくれる「何か」を探しています

よかったらコメントで教えてください

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そだつる

61歳父親 学習障害児高校進学に伴走する:離島実業高校オープンスクールに参加

普通科に行って大学いくのよりも,高校卒業したら働きたい

高校に合格しなければ建築現場で働きたい

働いて免許取ってバイクを買うんだ

これが次男🐼の未来地図

深刻な識字障害と計算障害があります

中2ですが九九は7の段できません

いいところもあります

まねることや仕組みを理解することは人並みかそれ以上なのです

知識社会の現在,専門知識を身に着けて社会に出て欲しいのが父親cocoatoochaの願い

実業高校に入学して現場で働く知恵と知識を身に着けてもらいたいと思いました

うれしいことに🐼も進学するなら実業高校といっています

海がすきだそうです

水産高校オープンスクールに次男🐼とともに参加しました

前泊しました

現地到着後,cocoatoochaはイワシフライ定食で昼ごはん

🐼はカツカレー

他のお客さんとのやり取りを聞いていると島でとれた魚でフライをつくっている様子

魚介小鉢2個と茄子の小鉢1個ついて1000円

魚介はおそらく島のもの

夜ご飯は天ぷら定食 

刺身が食べたかったけど翌日は用事があるので生ものを避けたチョイス

横目で見るとパンダは天ぷら刺身定食を注文

基本的に🐼の選択に口を挟まないのがcocoatoochaのルール

ツインに宿泊

Amazonプライムをみて就寝

オープンスクール当日は学校まで海沿いの道を歩いて行きました

下の写真は高校へ行く途中の風景

教職員と保護者での質疑応答で

入試,入学後学校生活では協議の上の制限付きで合理的配慮努力義務は承知しているとの校長先生のお話

少し安心

他の高等学校幹部職員から「合理的配慮は前例はないし聞いたこともない」と,昨年,即答されたことを考えると学校風土は整っている印象をうけました

子供のために移住したこと 学習障害児 Highly sensitive child

空は広いし,人も多いし,ちょっとのぞいた海の魚影は大きいし,学校の寮はきれいだし,実習設備はととのっているし

いい印象をいただきました

10月までにあと1校はオープンスクールに行こうね

あと半年

受験勉強頑張るんだよ

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学習障害者,次男🐼はいつから他の子とちがっていたか

🐼曰く,プリントで連絡事項が伝えられた頃から人と違うことを気がついたそうです

小学校2年の頃らしいです

このころは何かと手が付けられなかった記憶があります

興奮しやすく,すぐ暴れる

61歳の父親が 癇癪 アスペルガー HSP(C) 感情について考えてみた

配布されたプリントを親に出さない

プリントがまるめられてランドセルの底につめこまれている

そもそも,プリントを学校から持って帰らない

🐼曰く,何が書いてあるかわからないプリントの存在理由がわからなかった,とのこと

プリントを出すように強く言ったら庭にランドセルの中身をぶちまけたことを覚えています

小学校2年生の初めから読み書きの支援が始まっていました

母親🐻が読み書きができないことに気づいて支援のお願いをしました

ことの初めは

🐼は小学校1年生でいじめによる適応障害から不登校となりました

子供のために移住したこと 学習障害児 Highly sensitive child

在籍小学校外の通級教室へいったところ

あまりにも読み書きができないことがわかりました

どうしたらいいか悩み,支援をお願いするところを探しました

振り返ると・・・

親は🐼が小学校1年生の時,

🐼本人は小学校2年生で学習障害に気づいたわけです

cocoatoochaは幼稚園年長でいじめにあった理由に,HSCであることに加えて文字が読めなかったことがあったのではないかとも思っています

60歳子育て🐼君と14年間のおつきあい

閉鎖的な人間関係のなかで

早々にヒエラルヒーを形成しようとする過酷な子供社会の犠牲になっていた気がするのです

小学校2年生から学習障害に対してタブレットを使った支援を頂いたことが現在の🐼を形成した最大の出来事です

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61歳の父親が学習障害者🐼を考える

中学3年生 次男🐼のメモです

「おさんぽいってくるね」

書字障害です

🐼には読字 計算障害もあります

九九で7の段はわかりません

「寿限無」のようにおぼえているけど覚えきれない模様

覚える必要性を感じていない模様

数の概念 ・・・たとえばリンゴが1個あることと整数1の概念がつながっていないようです 

🐼はこのあたりの言語化はできていないけれども,今後,言語化してくれたら🐼の世界を解明する手がかりとなりそうです

よく聞かれることと,🐼の意見ならびに親の感想を挙げてみました

啓蒙ではなくてcocoatoocha自身の備忘のためです

「いつから学習障害と気づいたの」➙本人は小学校3年生のころといっていました。 cocoatoochaは🐼が幼稚園のころ漢字のようなものを紙に書いて巻物をつくっていたので頑張れば書くことはできるとつい最近まで信じていました・・・あれはお絵描きだったんですね。

「具体的にはどんなことから気づいたの」➙行事や課題のプリントが増えた小学校3年生頃と🐼は言ってます。そういえば家に帰ってプリントを出せと母親🐻が言ったとたん大興奮して雨降りの庭へプリントをふくむランドセルの中身を投げ捨てたことがありました。反抗的な性格だとおもってましたが命令されるのがいやなだけでなくてプリントの持ち帰りが相当いやだったのかなと思い返してそう考えました。わけがわからなくて嫌だったんだろうなと。(命令を素直に「はい」といわないところは相変わらずですが。)

「学校は面白い?」➙面白といってます。小学校6年生 中学校1から3年生の担任の先生が尽力してくださったことが大きいです。🐼が自分の状況や困り感を言葉で表すことができる様になったこともあると思います。

「学校ではどんな配慮をうけているの」➙授業で個人タブレットの使用・試験での読み上げ配慮・学校プリンター使用の許可をうけています。

「友人はどう言っているの」➙「🐼が配慮うけるのはいいのじゃない」 と言ってくれるそうです。

公立小学校のときから配慮を受けているので同じ地域の公立中学校に進学したあとも周囲は🐼に受容的 いや・・・むしろ・・・ 能動的です。

🐼が通った小学校は🐼の環境を初期設定してくれたのです。

地域一番の小学校であった気がします。

どうなるか不安でいっぱいの引っ越しでしたが結果的にはよかったと思っています。

子供のために移住したこと 学習障害児 Highly sensitive child
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53歳中古住宅を買う

五十三の冬、里を離れ
長女うさぎは十二歳
🐈は十の夢を抱き
🐼は七つの問いを持つ


仕事場よりも、育てる場所を
風よりも、陽のあたる窓を
心の地図を広げて
学びの地を探した
公立の学力、地価の波

街の地図に未来を描き
病院、役所、公園の位置
生活の輪郭をなぞる指
空が開けていること
光が逃げないこと
🐻と歩いた街角に
住まいの兆しがあった
年末最終営業日
滑り込むように第一候補を確保
「ここしかない」と胸に刻み
雪の静けさが味方した
年明け、仮契約
耐震の設計士に声をかけ
金利は静かに落ち着き
cocoatoochaの足は雪に止まる


頭金なし、築年数長し
銀行の応接室で
一千数百万円の重みを
手のひらで震わせた


それでも、今
🐰は大学へ
🐈と🐼は受験の年
この家は、やはり「いい家」だ
里を離れたその冬の日
空を選んだその決断
家族の未来を包む器
cocoatoochaの手で選ばれた

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そだつる

60歳子育て🐼君と14年間のおつきあい

公立中学1学期中間社会の解答用紙

94点・・・公立中学中間試験

よくできているな くらいの感想をもたれると思います

解答欄をごらんください

ワープロ入力です

この解答用紙は次男🐼のものです

試験問題は3年生教員団の方が読み上げてくださいました

解答欄は🐼が試験時間内にワープロ入力・出力したものです

🐼は学習障害があります

🐼の直筆をご覧ください

「おさんぽいってくるね」

中学3年生 14歳です

書字がこれです

読字できません

数字もなんとか 計算の障害もあります

読み上げていただく・ワープロ出力をさせていただく配慮があれば

社会科の内容を理解していると判定できます

理解できるんだけど・・・

社会の枠からははずれてるね

なんか申し訳ないね

でもしかたないよね

cocoatoochaももっとこんな風だったらいいのになと思いながら60歳になったしcocoatoochaや熊のお父さんお母さんもそんな風に思っていたことがあったと思うよ

しかたないことってあるよね

それが生命現象 自然現象なんだよね

できることを頑張ろう

助けを借りてがんばろうね

胸をはって大股で歩いていこうね

堂々と

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60歳父 子供が家をでてゆくこと

長女うさぎが進学のために家を出た

頑張り屋で不器用で友人関係に影響されやすい

心の優しい娘です

大学受験をよく頑張って乗り越えたね

身の回りのことが一人でできるか心配だけど頑張っていかないとね

家事は面白いよ

お母さんから離れて,困った方がいい時期なんだろうね

間は空くけど遊びに行くよ

cocoatoochaも空港の使い方になれないとね

ブログに家事のページを挙げておくから見てくれるとうれしいな

元気でね